10月も明日で最後、冬に向かってまっしぐら、上着の手放せない日がつづきますね。皆さんお元気でお過ごしでしょうか。
月初めには、観音寺の方で秋祭りに参加させていただきました。お世話になった村の方々、同級生、先輩後輩、(そしてフレッシュな新入生)、みんなと久しぶり(それと、はじめまして)に会えて現役3年間をたどるような時間でした。今日はそんな思い出の中のひと場面を紹介させていただきます。
思い出の1枚といえば、やっぱりこれですかね。

去年の11月。ログハウスの増設部がついに完成した時の写真です。
入った時には何にもない地面で、何か月たっても木を加工するばっかりで全然建たないし、途中で計算ミスが発覚してみんなで泣きそうな顔して柱を修正して、ほんとに建つのか疑問だった1回生。
それが急に形になってきて、屋根の上ではしゃいだ(はしゃいじゃだめだけど)2回生。
それで3回生、後輩がたくさん入ってきてくれて、それぞれの担当を頑張ってくれて。班長もずっとみんなを引っ張っていってくれて(本当はこの写真の真ん中にいてほしかったけど)。
外装材に使う丸太の切れ端の皮を本当に終わるのかと思いながらずっと剥いていたり、漆喰は、おりぴーの誘いでみんなで実際に漆喰塗りのワークショップに参加して、ログで漆喰塗り大会をしたり。他にも、プロジェクト福良の人が遊びにきて一緒に作業したり、長期の合宿があったり。あとは、先輩が花を植えてみたり(雑草と間違えて抜かれました)、勝手にガーデニングしてみたり(枯れてました)。
いろいろありました。増設部分は、先輩から、僕らへ、そして今現役の7期へ、それはもうつなぎのロゴも変わっちゃうぐらいに、代を経ながら思いを重ねながら建っていきました。新しいことをする楽しさと、大変さと、真剣さと、失敗と、達成感、木の家で過ごした時間の多くが詰まってます。そこに建ってるのを見る度に確かに過ごした時間があったことを思い出します。だから、それを含めて、やっぱりこれが一番の思い出です。
おまけ、と称して、
みなさん1枚という縛りに不満があるのか他にも写真を載せてるみたいなので僕もそれにならってもう1枚だけ紹介させてください。

2回生の7月ぐらいに、お世話になっている、牧さんという方のピザ屋さんにみんなでお邪魔した時の写真です。ピザを食べた後にブルーベリー狩りをさせてくれて、これはそこに向かってるときの写真ですね。本当に何気ない一場面なんですけど、この日のことはよく覚えていて、あさからちょっと寄り道したり、みんなで一枚ずつ違うピザを注文したり、ブルーベリーがおいしかったり、途中から5期生だけの車ができたり、帰りに観音寺によって、おいしいおそばをいただいてしまったり。なんだか一日中ずっと笑ってた気がします。なにげなくはない日ですが、何気ないことでとにかく楽しかったのを覚えてます。
ちなみに、この写真は5期生のよっちが撮ってくれたのですが、この日の写真はほとんど彼がとってくれていて、だからこの日の写真には彼自身は全然写っていません。ちょっとした小ネタでした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!